カフェ×住宅 RC戸建で住みながら働く

ご主人が地元で散歩をされていた時にたまたま見つけたのが今回の物件。
商店街の中の一物件で、辺り一帯含め有名な建築家が設計をしたそう。
2階を住居にして育児をしながら1階で地域の人々が集まるカフェをオープンしたいと、今回リノベーションを決意されました。
有名建築家の設計という特殊な物件だからこそ、1階カフェ部分は全てを新しくせず、躯体現しなど素材の良さを活かした計画になっています。
2階は、カフェや家事育児と忙しい奥様が掃除を楽に行えるよう、無駄な溝や隙間を少なくしたシンプルなプランです。
また1階も2階もほぼスケルトン状態だったため、新しく間取りを作りやすく、住居部分とカフェ部分の動線分けを無駄なく思い通りに行えた事も大きなメリットでした。
元の建物の特徴を存分に活かしながら、現代の住まい方にフィットする理想の店舗住宅リノベーションとなりました。

DATA

総工費 2390万円
リノベーション面積 85㎡
家族構成 夫婦+子供2人

木枠にコンクリートを流し込み固めた躯体には木目跡が。昔の施工法によりできた模様に歴史を感じる。

ファミリーが気軽に来られるようにとキッズスペースを確保。ラワンベニヤの仕上げで変化を持たせた。

外壁は白で再塗装。ネイビーの建具がより際立ち爽やかさを感じる外観に。

カフェの裏口から住居部分の玄関がつながる動線。用途によって自由に使い分けできストレスなく行き来ができる。

玄関土間には壁をOSB合板で仕上げた収納スペースが。趣味のアウトドアグッズなどを大量に収納可能。

玄関周りの壁や天井は、凹凸があり表情のあるRCの躯体に白の塗装でシンプルに仕上げた。

元はスケルトン状態だった2階住居部分。カフェとはうって変わりモノトーンの落ち着いた印象に。

シンプルでスタイリッシュな「グラフテクト」のアイランド型キッチン。

無駄な掃除が増えないようオープンな収納棚等は一切なし。キッチンと同じ面材で仕上げたカップボードは収納力抜群。

白色に近いブリーチオークのフローリングも相まって、壁や床に日差しが反射し合いより明るい空間に。

洗面も同じくモノトーンな仕上げ。洗面台と洗面ボールが一体型で掃除しやすいのが特徴。

無塗装のRCむき出しだった玄関側の外壁も白で塗装。青空がよく似合う爽やかな印象に。

今回は店舗ロゴのデザインや運営アドバイスまで担当。ロゴは誰でも気兼ねなく来ていただけるよう、 どちらも水彩絵の具を使った柔らかい印象に。

【BEFORE】外観

【BEFORE】1階カフェ部分

【BEFORE】2階部分

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

「地域の方たちのためのコミュニティーカフェを自宅でしたい」という想いを持っているおふたりと、カフェも運営しており、まちづくりも行っている美想空間は相性がぴったりだと感じました。 おふたりとも好みのテイストが違いましたが、住居スペースとカフェスペースそれぞれで異なるデザインを採用し、おふたり両方のご希望に上手く添えたのではないかと思います。

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