上質な”和”を取り込んだ住まい

お子様が生まれた事をきっかけに、もっと広い家でのびのび育って欲しいとリノベーションを決意されました。和テイストを好まれていた施主様が選んだのは築51年の軽量鉄骨造住宅。
施主様が内覧時にときめいた雰囲気ある建具や欄間を残し、計画の中に取り込みました。
残したものに合わせるように新しい建具やタイル、木の素材などを丁寧に選定した事で全体的にテーマを感じるまとまった印象になっています。
さらにただの和テイストではなく、所々に真鍮素材を使用したり、詰め込みすぎないゆとりある空間設計を施した事で「上品さ」も加わりました。
これからも使うほどに味が出て洗練されていく空間と、お子様の成長を重ねながら心地よい暮らしを送る。そんなリノベーションとなりました。

DATA

総工費 2300万円
リノベーション面積 118.19㎡
家族構成 ご夫婦+お子様
築年数 51年
間取り 4LDK→3LDK

6畳と8畳の和室を大胆に解体し繋げたLDK。床はオークの無垢材を使用しており肌触りが良いです。

造作したキッチンの背面棚。見せる棚と引き出しの棚の両方で使い分けが可能です。また床の無垢材とフロアタイルとの真鍮の見切りが上品さを感じます。

キッチン本体は造作のアイランド型。回遊できて奥行きもあり海外製食洗機も備え付けなので使い勝手抜群です。

キッチンから見える位置にお子さんが遊べる畳の小上がりを造作。下部は収納になっておりお子様がいると物が増えがちですがこれがあれば安心です。

小上がりに繋がるようにご主人が仕事をするデスクがあり、家族の存在を感じながら作業ができます。

「この格子窓を使って欲しい」と奥様。玄関を入りすぐ目につく場所に開口を開け設置。手洗いのタイルや格子の引き戸も相まって上品な和テイストに仕上がっています。

反対側は土間のまま繋がるシューズインクローク。細かなこだわりですが、真鍮の笠かけがさらに上品さを格上げしています。

洗面は玄関と同じ形で色が違うタイルを採用。各所統一感を持たせながら素材を選ぶ事でチグハグな印象をなくしています。

工事前の内覧で「この建具は残して欲しい」との事で再利用した建具。枠の作り直しや滑車やレールの調整でスムーズに開閉可能になりました。

2階にあるギター関係のお仕事をされているご主人の部屋。どこにでも壁掛けできるよう全面に下地処理をしています。

雰囲気のある枠や欄間を残し、枠に合わせて建具をラワンベニヤで造作しました。

BEFORE

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

1階で生活が完結できる動線として、寝室〜WIC〜脱衣室の生活動線にこだわりました!また、玄関ホールからLDKに入って一番目立つところにキッチンがあるので、造作キッチンを提案させて頂き、奥様がお好きな濃い茶色で塗装し空間によく馴染む素敵なキッチンになったと思います!

解体後には想定外のところに鉄骨のブレスが出てきたので、キッチンの位置やトイレの位置を変更しないといけませんでした。でも、キッチンの位置を変えることで小上がりスペースとのつながりができ、お子様が遊ぶ場所となったので良かったと思います。

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