海外リノベの空気漂う、RC造の住まい

▼リノベーションのきっかけ
人とは違う感じの家を作りたかったという施主様。
お金をかければ、注文住宅でもこだわった家をつくれるが、現実それをすることは難しく、予算を抑えつつも自由に家をカスタマイズできるリノベーションをこの度選択されました。

▼お施主様のご要望
・2階の眺望を活かした開放感ある空間
・既存の良さを活かした空間づくり
・ビルドインガレージが欲しい

▼テーマ
・眺望と吹き抜けの開放感を活かした2階のLDK計画
・新旧素材の調和

▼ポイント①「1階から2階へLDKの大移動」
元々のLDKは1階部分の北側に位置していました。このお家の魅力はなんと言っても2階の南側から見える美しい眺望。しかし2階はそれを活かしきれておらず、ただ和室が2部屋存在するだけでした。そこで今回は、そんな2階部分を家族がメインで過ごす開放的なLDKにする計画を立てました。

▼ポイント②「大きな室内窓」
2階をLDKにする計画が進んでいましたが、ただ2階に持ってくるだけでは開放感は生まれませんでした。そこで行ったのが、RCのタイル壁を大胆にくり抜いた室内窓の設置。
元々は吹き抜けを中心に左右に空間が分かれており、RCのタイル壁によって空間が分断されていましたが、思い切ってそのタイル壁に大きな開口を開けた事で吹き抜けが活かされ、2つの空間に繋がりと開放感が生まれました。
また、その開口には重厚な木枠を取り付けた事で、額縁のある絵画ような美しささえ感じる見た目にもなっています。

▼ポイント③「新素材との調和と既存素材の再利用」
このお家には施主様好みの照明やタイルなど、経年変化した味のある素材が多く残っていました。今回はそれらの素材を活かすべく、新しく入れる各素材の選定を行いました。
RC造という事もあり、どこか重厚感のある雰囲気だったため、面積が多く印象を左右する床材は、それに合わせてオークのフローリングを使用。硬くて木目がはっきりしているので、高級感がありRC造の重厚感に負けない見た目となっています。
その他には、吹き抜けのシャンデリア、天井まで続くタイルや玄関建具など、味のある美しい素材は手入れをし直す事で再びその息を吹き返し、この家の重要な素材として残っています。

DATA

リノベーション面積 200㎡
築年数 48年
間取り 5LDK→3L・DK+ガレージ

各建具や収納扉には輸入品を採用。施主様好みの色に塗装し、この家の重要なアクセントとなっています。

キッチンにはIKEAの商品を採用。センターには広々としたカウンターがあり、外国のような雰囲気です。

玄関吹き抜けのタイルは当時のまま。玄関建具も調整を行い再利用する事で既存の良さを最大限に生かしています。

元はダイニングだった一部を収納兼ワークスペースに。玄関から土間続きなので利便性も高く、仕事場としては、靴を履いて入るので気持ちの切り替えができます。

元はキッチンだった場所を大胆にガレージへと変更。可動棚を設置し、裏口から室内に入れる出入り口も設けました。

2階から見える景色。新たに防水工事をし直した広々バルコニーは、BBQなど様々な使い方ができます。

吹き抜けのシャンデリアの当時の物を再利用。配線を新しくすればまだまだ現役で使う事ができます。

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

MOVIE

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

大きなRC戸建と言う事で、その重厚感を生かしたプランニングを行いました。
素材一つ一つ丁寧に選び、とても施主様らしいお家になったと思います。
今後ともお付き合いよろしくお願い致します。

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