柔らかな光に包まれる、癒しの和モダンハウス

▼リノベーションのきっかけ
もともとマイホームを持つなら、内装を自分達の思う通りに自由にしたいという思いを強く持っておられたF様。
新築の注文住宅は少し予算的に厳しかったことから、5年ほど前からずっとリノベーションをお考えだったそうです。

▼お施主様のご要望
・縁側のある、田舎のおばあちゃんの家みたいな雰囲気にしたい
・完全な和ではなくモダンなテイストも加えたい

▼テーマ
・田舎にあるどこか懐かしさを感じる和テイストなデザイン
・生活動線も意識した時代に合うモダンテイスト

▼ポイント①「和をイメージする素材選び」
こちらの物件は、和室を含めとてもいい状態であったため、元からあった書院や縁側を生かしながら、「畳」「障子」「杉無垢材」などの素材を選定し、和のイメージへと調和させていきました。

▼ポイント②「どこでも庭が見える間取り計画」
F様がこの物件にした最大の決め手、家庭菜園ができる広い庭。障子を開ければ、リビング、キッチン、縁側、書斎と様々な場所から眺める事ができ、戸建てならではの開放感と共に、田舎の様な癒しとどこか懐かしい空気感を作り出しました。

▼ポイント③「シンプルモノトーン」
暗い北側にあったキッチンは、明るい南側に移動。シンプルでモノトーンな対面式システムキッチンで、収納や機能性も兼ね備え、スポットライト照明で現代風の雰囲気を演出しました。

▼ポイント④「2箇所の回遊動線」
また、生活動線についても工夫がされており、2箇所回遊できる場所があります。
1つ目は水回りや収納がまとまった動線で(赤:図面参照)家事の多い奥様がその負担を減らすため、もう1つは玄関や書斎がまとまった動線で(青:図面参照)在宅で仕事をよくされるご主人が作業に集中できる様にするためとそれぞれに役割がある動線計画となっています。


〜とある平日の奥様日記〜

8月6日(金) 天気:快晴

朝に庭で採れた野菜を使って、畳で遊ぶ娘を見守りながらお昼ご飯を準備
書斎で仕事中の主人を娘が呼びに行き、皆そろって夏野菜カレーを食べた

食事が終われば娘は縁側で心地いい光と風に包まれながらお昼寝

私は洗濯と掃除がまだ残っている
でも不思議と気持ちは軽やかだった

だって家事はしやすいし、素足で歩く杉の床はとても落ち着くし気持ちがいい

一通り家事が落ち着いた後、畳で麦茶を飲みながらネットフリックスタイム

こんな時代に家から一歩も出ず、こんなに穏やかに過ごせるこの家が大好きだ

DATA

リノベーション面積 149.1㎡
家族構成 夫婦+子供1人
築年数 33年
間取り 4LD・K→4LDK

ダイニングキッチンの床は「和」のテイストに合わせ、杉の無垢材を使用しました。

キッチンは対面式で、背面にも容量たっぷりのカップボードを配置。同じ並びにはカウンターと仕事ができるデスクも造作しました。

もともとあった縁側の床を同じく杉の無垢材に張り替え。直接座っても無垢材の温かみと肌触りが癒してくれます。

元々和室だった部屋を、仕事ができる書斎に。状態の良かった書院をそのまま活用し、和のテイストを残しました。

元々吹き抜けだった玄関は、シンプルな白のクロスに貼り替え明るさを確保。LDKへつながる建具は杉材を使用したオリジナルです。

リビングの障子を開けると、目の前には家庭菜園ができる庭が広がります。

今日は何の野菜が取れるかな?

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

「豊かさ」これを意識して空間づくりを行いました。
こんな時期だからこそ、お家で全てを完結して心穏やかに過ごして頂きたくプランニングさせていただきました。
広いお庭を「豊かさ」の構成要素として取り込んだ事で癒しの和モダン空間を作る事ができました。

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