親子の夢を叶えた、築80年の長屋リノベ

「娘の友達が気兼ねなく来られて自慢できる家にしたい」とご実家のリノベーションを決意された施主様。
重視したのは広いLDK空間と古民家カフェのような雰囲気。
長屋特有の細長くて細かく仕切られた空間を広く見せるため、可能な限り間仕切りを撤去し、スケルトン階段やガラス戸で視界の抜けを作りました。水回りは回遊でき、なおかつ扉がない事でより奥行きを感じられます。
築約80年の経年具合を活かした階段や梁を空間に取り込みつつ、ステンレス天板の対面キッチンやブルーのガラス戸と言った新しい要素が融合し、娘さんの友達も長居したくなるような開放的で居心地の良いカフェ空間に生まれ変わりました。

DATA

総工費 1000万円
リノベーション面積 100.7㎡
家族構成 2世帯(ご両親+施主様家族)
築年数 約80年
間取り 5DK→3LDK

壁で仕切られ独立していたキッチンは開放的な対面式に。施主様支給のステンレス天板に合わせてキッチン本体を造作。

キッチンと同じラワン合板で背面収納を造作。幅270cmのキッチン下収納も加わり容量十分の収納スペースを確保。

玄関土間は位置やサイズはそのままに入り口を2ヶ所設置。扉はガラス戸にする事で視界が奥まで通り広がりを感じる。

玄関土間からの2つの入り口は、将来間仕切りを追加しご両親が上下階移動の負担なく過ごせるプライベート空間を作れる計画。

リビングは既存の梁を見せる事で天井高をアップ。梁の経年具合からは約80年住み継いできた歴史をふと感じる。

階段はリビング側との壁を取り払いスケルトン状態にした事でさらに広がりが。

視界の抜けを作るため既存階段の立ち上がり部分を撤去。それにより落ちた強度を補うため、一段ずつアイアンの補強を追加。

階段周りの壁仕上げはラワンベニヤ。レトロチックで温かみのある空間に。

キッチンが広くなり娘さんと料理を楽しめるようになったと施主様。対面式なので会話も弾むそう。

古民家の雰囲気が好みの施主様。既存の梁はできるだけそのままの状態で長く残せるよう劣化を防ぐクリア塗料のみ塗装。

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

リビング、ダイニング、キッチン、階段、すべて間仕切られていましたが、
建具は最小限にして家事動線が良くなるよう回遊型の動線をご提案しました。
広々した空間でこだわりのキッチンが映えるお家になりました!

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