桜並木に佇む住まい

F様が選ばれたのは桜並木の隣に佇む、築42年の木造2階建て。
もともと木を基調とした古き良き昭和の家だったこちらの物件。桜並木を意識して和モダンなデザインにするかと思いきや、F様が選ばれた家づくりのコンセプトは「事務所みたいな家」。板張りの壁や、かわいらしいアーチ形の扉は撤去し、素材感のある木を要所で使いつつ、無骨なデザインが目を惹く照明や、落ち着いたトーンの色味の建具やタイルを採用したことで、F様らしい空間へと生まれ変わりました。

DATA

総工費 2000万円台前半
リノベーション面積 100.30㎡
家族構成 夫婦+お子様2人
築年数 42年
間取り 5DK→4LDK

ダイニングと空間を切り分けれるよう、キッチンスペースの床はモルタル調のフロアタイルに。

キッチンはあえて向きを変えず壁付けのままにし、隣接する桜並木を楽しめるようにしました。

本体はシステムキッチン。棚はお客様の好みに合わせ、ラワンで造作しています。同じ材で収納カウンターも設けています。

こちらは趣味部屋。ご夫婦ともにミシン作業をされるため、ふたりで並べるL字型のカウンターテーブルを設けました。

今回、チャンレジとして船内用の蛍光照明を趣味部屋に採用。ヴィンテージ感あるフォルムと無骨なデザインがご主人のお気に入り。

お気に入りの服やカバンがずらり。ハンガーフックの位置を自由に変えることができるので、どんなサイズの物もディスプレイできます。

掃除のしやすさを考慮し、ボールと台が一体化したタイプを選択。収納を充実させるため奥行をたっぷりの洗面台。

洗面室の広さを確保するため、洗濯機置き場は別の場所へ。人目に晒したくない物を収納できる棚付きランドリースペースです。

BEFORE

BEFORE

AFTER

AFTER

担当者からのひとこと

担当者の画像

担当者からのひとこと

好きなモノ・コトをたくさんお持ちだと、選択肢も増えて迷ってしまうんです。なので、肩の力を抜いて楽しく打合せをしていただきたいなと思い、まず最初に「こだわりたい場所を絞ること」をご提案しました。見せ場が輝く、F様らしいお家が完成したと思います。

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