毎日の暮らしは「習慣」で回っている部分が大きく、その「習慣」自体に気づき、自ら見直すことは案外難しいものです。
しかし、冷静になってよく考えてみると、『これ、本当に必要?』と疑問に感じてくるものが多かれ少なかれ誰にでもあります。
今日は、『これ、本当に必要?』を『手放す』ことで、家事がラクになるモノを5つご紹介します!
➤目次
01 マット類(キッチン、トイレ、玄関など)
マットにはそれぞれ役割があります。
玄関マット:ホコリやチリが家に入るのを防ぐ
キッチンマット:足元の冷えを緩和してくれ、床の汚れを防ぐ
トイレマット:床の汚れを防ぐ
これらの役割が当てはまるご家庭は、今後も使用し続けて問題ないです◎
しかし、例えば
・床暖を採用したため、足元はさほど冷えない
・高性能タイルマットを採用したので汚れは落ちやすい
などが当てはまる方は、ぜひ一度「マットなし生活」をお試しください!
「マットなし生活」最大のメリットは、”掃除がしやすくなる”ではないでしょうか。
掃除機を掛けたり、拭き掃除をしたいときにマットを退かす手間は、案外重労働…。何も動かさず、ワンアクションで掃除機や拭き掃除ができると、ほんの少しストレスが減少するはずです。
そして、そういった『ほんの少しのストレス』を取り除いていくことが、掃除のモチベーション維持に繋がっていきます。
また、マット自体の清潔さを維持することも非常に手間がかかります。
洗濯容量・物干しスペースを圧迫するだけでなく、洗い替えのストックが収納スペースを圧迫…なんてことも。
よく汚れるところには使い捨てのお掃除シートを設置し、汚れたときにすぐに拭く。こういった環境を作る方が、確実に家事をラクにします!
02 バスタオル
お風呂上がり、ふわふわのタオルで体を拭くって、気持ちいいですよね。
「あの気持ちよさが生活から無くなるのは耐えれない!」という方は引き続きご愛用ください◎
誰にでも、なくなるとつらい物や瞬間はあるものです。
ですが、この”バスタオルのふわふわ感”に対して
「考えたこともなかったなぁ」
「別になくても平気だなぁ」
という方、ぜひフェイスタオルに置き換えて、1週間過ごしてみてください!
ロングヘアの方でもカラダ用と髪の毛用に2枚あれば、余裕で水気を綺麗さっぱり拭けちゃいます。
しばらくすると、バスタオルがない不便さよりも、洗濯物のボリュームの少なさや、物干しスペース・収納スペースの余白を実感できるようになるはずです。
雨の日に半乾きのバスタオルで拭くことからも、おさらばです!
そして、タオルは消耗品ですので、廃棄のタイミングを設定しておくこともおすすめです。
捨てるタイミングを見失い、いざ捨てるにも罪悪感が…という”悩む時間”・”モヤモヤ”から解放されます!
ちなみに我が家は1年サイクルです。
1年間使ったタオルたちは大掃除に使い、すべて新品に入れ替えて新年を迎える。本当におすすめです!
03 排水溝のふた(キッチン、お風呂)
排水溝の蓋の役割は「ゴミの目隠し」です。
それ以外の役割は特にないのですが、その衛生管理には案外手間がかかります。また、
・黒カビが発生しやすい
・ヌメヌメしやすい
・匂いの元になりやすい
・排水溝専用のスポンジが必要
など、掃除をするにも、あまり気分の進むものではありません。
つまり、結論からお伝えするといりません…!
賃貸のお住まいの方や来客時が気がかりな方は、蓋を保管しておき、必要な時だけ使用することをおすすめします。
04 肉・魚専用のまな板
魚・肉専用のまな板を使用されているご家庭は非常に多いと思います。
その理由を伺うと、ほとんどの方が「衛生面的に分けた方が安心」とおっしゃられます。そして同時に、「でも、何枚もあるから正直邪魔で…」という声も多いものです。
ここでおすすめしたいのが、『牛乳パックまな板』です!
牛乳パックはご存知の通り、非常に丈夫◎
空になった牛乳パックをしっかり水洗いし、しっかり乾燥させ、切って広げてストックしておけば必要な時にサッと使えます。もし、牛乳の菌が気になる方は水洗い後にアルコール消毒をしておくとより安心です。
広げた牛乳パックであれば、わずかな隙間にストックできるので、場所も取りません。
そして何より、使い捨てができる!!
(もちろん、きれいに洗ってリサイクルしても◎)
最終的には、衛生面を気にして手入れをしたり、保管場所に気を揉むこともありません。この『ほんの少しのストレス』を手放して得られる小さな解放感、ぜひ味わっていただきたい!
05 シンクの三角コーナー
シンクの三角コーナーは調理の際に出るゴミを入れるために必要ですが、排水溝の蓋と同様、衛生管理に非常に手間がかかります。
どうしても流しにゴミを入れる場所が欲しい方は、三角コーナーのアイテム選びを見直すと手入れがラクになります。
例えば、TOWERのゴミラックはおすすめです。
極論になりますが、気にならない方であれば、流しに直接ビニール袋を置く方法でも十分解決します。
当たり前に使ってこられた方にとっては、多少の抵抗感があるかもしれませんが、ぜひ数日間だけでも、試していただければと思います。
おわりに…。
いかがでしょうか?
実は、なくても困らない物は、暮らしの中にたくさんあります。
ただ、人それぞれ合う合わないがありますので、ぜひお試し期間を設けて、実際に”体感”していただくと、失敗や違和感なくより快適な暮らしが実現できます。
ぜひ、気になるものから、ご自分のペースでお試しください!
美想空間 企画・広報部
「あそびのある暮らし」をもっとーにしている住宅リノベーション会社。
リノベコラムから施工事例インタビュー、まちづくりプロジェクトなど、自社WEBマガジン「BISOU MAGAZINE」にて掲載中。