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広報担当の金澤です。
今回は、現在販売中の兵庫県西宮市仁川にある昭和レトロ物件の魅力を、営業担当の飯尾にインタビューしましたので、その様子をお届けします!
(※本物件は「リノベーション向き物件」として美想空間が取り扱っている販売中古物件です。)
山と川が感じられる街、仁川。
仁川といえば高級住宅街が立ち並ぶベットタウンとして知られていますが、「敷居が高いわけではなく、いい意味でどこか親しみやすい庶民感がある。」と語る飯尾。
「仁川駅のすぐ南側を流れる“仁川”が、水量がそれほど多くない川なんですよ。だから川遊びをしている親子をよく見かけます。そんなところにすごくほっこりするというか、親しみやすさを感じるんですよね。」(飯尾)
古くから住宅開発地がされている仁川の街。それだけに、趣のある日本家屋や洋館もあります。ですが、街全体でいうと、比較的新しい住宅も多いようです。
そんな新旧が重曹した住風景が広がる中、まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような場所が。
昔は、麻雀(マージャン)を楽しむ学生たちで栄えたと言われる通り、古き良き昔の趣が残っています。
今回ご紹介する物件もその場所の一角にあります。
こちらの物件は、昭和4年に建てれら、昭和36年に美容室を開店するために増築も行いました。
「昭和4年ってことは、戦争や大震災も乗り越えたすごい物件なんです。大抵、それだけ年数が経った家は、崩れてしまったか、残っていてもひどい老朽化や自動車を走らせるための道路拡張を理由に取り壊されてしまうので、こうして残っていること自体が珍しいんです。ここは、商いをしていた家が並び、つい最近まで栄えていたからこそ現代まで残ることができたのかと。今はすっかり店じまいしていますが、物件から少し行った先の駄菓子屋さんはまだ続いていて、近所の子どもたちの人気なんですよね。」
家のあちこちが現代にはないデザインや、仕組みで溢れています。
「内覧のお客様の中には、希望エリアでここと似たような雰囲気の物件がないかと尋ねられる方もいらっしゃいますが、ここまで色濃く昭和の味を残す物件はそうそうないですね。だからこそ、この古さを捨てずに、あえて活かすリノベーションをお勧めしたいです。」
増築してできた美容室。
美想空間では、住宅と店舗が合わさったプランのリノベーションの依頼もありますが、いまは空き店舗を借りて自分の店を持つことが当たり前の世の中。このような家の在り方は、昔ならではなのかもしれないですね。
「必ずしもお店にする必要はないですよ。例えば、離れのある家にしても良いと思います。あとは、アトリエとして活用するのも良さそうですね。僕だったら…喫茶店かな。(笑)昭和レトロな喫茶店とか素敵じゃないですか。近くに関学(関西学院大学)もあるので、若い子に人気が出るかもしれないですね。」
飯尾がイメージするレトロ喫茶は、阪急宝塚線庄内駅そばにある『喫茶 初恋』。
独特な世界観を持つレトロ喫茶です。お店は、もともと築66年の住宅。看板がなければ喫茶店だと気づけない昔懐かしいお家です。ですが、だからこそ隠れ家的な喫茶店として楽しむことができるのだとか。店内ももと住宅であることを活かして、あまり触っていないそうですよ。
あえて元美容室だった部分を活かして、喫茶店をするのも良さそうですね♪
「美顔室」と書かれた扉。時代を経てなくなってしまった言葉が、この家には生きていました。今ではお目に掛かれない貴重なものです。
「古いってつまり、不便だということなんです。でも、その不便さすらも愛おしく感じるくらいの方であれば、きっとこの物件に向き合っていただけるのではないかと思います。」
リノベーションで、不便さを改善することはできます。ですが、不便さをあえて残すからこそ、この物件の良い部分も残ると思います。
ご興味をお持ちの方は、一度お問合せくださいませ^^