2021.11.30

室内窓

  • # 家づくり
室内窓

■室内窓

室内窓とは室内の間仕切り壁に取り付ける窓の事で、隣り合った2つの部屋同士を繋げる役割を果たすものです。

今回はそんな室内窓の種類や、室内窓があることのメリットデメリットについてお話します。

 

▼目次

1室内窓のメリット

2室内窓のデメリット

3室内窓の種類

3−1FIX窓

3−2開閉型

 

室内窓の種類

室内窓の種類は大きく分けて「FIX型(開閉不可)」と「開閉型」の2種類があります。

それぞれの窓を美想空間の事例を使い紹介していきます

室内窓のメリット

1・空間に開放感が出る

洗面所やキッチン、狭い廊下や玄関などのように、外壁に大きな窓を設置しにくい場所では、室内窓を作ることで空間が明るくなり、視覚的に広く感じられるようにもなります。また、元々窓がないトイレや浴室なども、ドアの上や天井などに小さな室内窓を設置するだけで、より明るい印象に変わります。

2・光と風を取り込める

北向きの部屋は日の光が入りにくく、昼間でも薄暗いことがネックになりますが、室内窓を設置すると、隣接する部屋から光を取り入れられるようになります。
また、風通しの悪い部屋に室内窓を設置した場合は、風の通り道ができやすくなります。

3・空間に繋がりができる

仕事部屋とリビングの間に室内窓があれば、仕事に集中しながらリビングの家族の様子を見守ることができます。
キッチンとダイニングの間に室内窓を設置するリフォームも、料理をしながらダイニングにいる家族に目を配れるので便利です。

室内窓のデメリット

1・施工費用がかかる

もちろん普通の壁にするよりも、室内窓を設置する場合は工事費用がかかります。
やりたい事とのバランスを見て採用するかどうかを検討する事が必要です。

2・隣の部屋から明かりが漏れる

室内窓はリビングと個室をつなぐこともあるかと思います。

リビングと寝室の間に窓を設けようとした場合、家族がその部屋で寝るとき、リビングの光は邪魔になります。
カーテンでさえぎる方法もありますが、光を完全に遮断するのは難しいかと思われます。

 

FIX窓

こちらは、アイアンフレームで作ったFIX窓です。LDKと寝室との間に窓を設けています。マンションの限られたスペースの中でいかに空間に広がりを与えるかを考えた結果、窓で視界と光を通しつつも空間を仕切れるこちらの室内窓が採用されました。

こちらは木枠で作成した大型のFIX窓。和室と施主様の趣味である車があるガレージとの間に設置しました。

外に出なくとも趣味の車を眺める事ができます。

こちらは元々外部に使われていた古い窓を室内に再利用した物です。既存の柱をあえて見せる計画にしているので、その雰囲気と統一できるよう室内窓も古窓を再利用しました。こちらもLDKから趣味のアウトドアグッズをいつでも眺められるようになっています。

開閉窓

こちらはLDKとランドリールームをつなぐ開閉式の窓。開閉式の場合は風も通るので、室内干し等する際には外の風を通す事ができます。

こちらは玄関とゲストルームをつなぐ窓。明かりと風両方取り入れたいけどプライバシーは確保したい。そんなの時にはすりガラスを使用する事で解決できます。

番外編

こちらは窓といってもガラスがない枠だけの室内窓。余計なガラスがないのでより隣の空間との繋がりをうむ事ができます。

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