2023.12.18

リノベーションも、注文住宅と同じくらい自分たちの好きな感じにさせてもらいました

北摂エリアで、しかも駅から徒歩圏内という好立地。

近くには大きな公園があり、小中学校も揃っていて子育てしやすい環境が揃っています。

今回訪れたのは、人気エリアの北摂にあるガレージ付の築42年の木造2階建てのN様邸。
もともとのお家の風格は残しつつも、ウッドフェンスとモルタルの門柱が印象をガラッと変えてくれています。

リノベーションを選択した理由

お子様がまだお腹の中にいる頃からおうち探しを始められ、臨月の状態でモデルルーム内覧にも足を運ばれていたそう。しかし、希望エリアで理想の間取や予算に合うものはなかなか見つかりません。

そうこうしているうちにお子様が産まれ、一旦おうち探しを中断。1才になる前くらいから再開されますが、やはり新築戸建てで気に入るものが見つからず。

視点を変えてリノベーションの話を聞きに、相談会に参加されたところから美想空間との家づくりがスタートします。

はじめて相談会に参加したときに社長さんも同席していて、とてもフランクに話をしてくれました。建築の専門的な難しい話もかみ砕いて説明してくれたので、めちゃくちゃわかりやすかったです。安心して相談することができました。

そして後日、希望エリアにある物件を一緒に見に行くことに。

一番最初に見たのが、この物件でした。
中古物件の状態で内覧したときに、「ここの壁をぶち抜いて、お風呂を別のスペースに移動させて・・・」と現場で説明を聞いて、リノベーションでも色々なことができると知りました。

他にも何件か見にいきましたが、立地と予算のバランスが良くて『もうここ以上の物件は出てこないだろう』と決断しました。

人気エリアの物件は早々に売れてしまうこともあるので、悩み過ぎず、直感を信じてピンときたものに決めるのも大切ですね。

二人三脚な家づくり

物件が決まり、リノベーションプランを決めるための打ち合わせが始まります。
どんなご要望を伝えられたのでしょうか?

あたたかみのある家にしたかったので、木をメインに使った感じにしたいとは思っていました。
でも、「強くこうしたい!」という要望があった訳ではなく、全体的に意見をもらいつつ決めていきました。

賃貸で住んでいたところが、とにかく寒くて。内装がオールホワイトで、大理石調の会議室みたいな床で冷たかった。なので、木のフローリングは絶対でした。

壁紙も真っ白ではなく、ベージュを選んでぬくもりのある空間に。

趣味部屋など特徴のある部屋を作り込むよりも、家全体の住みやすさを考えながらお家づくりをされてきたエピソードは他にも。

耐震性と開放感のある空間づくり

中古物件でも、新築レベルとまではいかなくても、ある程度の耐震性は担保したいと思いました。なので、基準値の1.0を目指してもらうことを優先しました。

本当は床暖房を入れたり、窓もすべて入れ替えをしたかったけど、耐震を優先するため断念しました。

耐震の総合評価1.0は、震度6強の地震に対して「一応倒壊しない」という目安になる数値。
倒壊しないように補強するというよりは、大地震があった際に、家族が避難する時間を確保することを優先して耐震計算を行いました。

しかし耐震性を保つためには、家の中心部分に集中している柱を抜くことが困難でした。

開放感のある家にしたかったので、耐震強度を落とさない範囲で抜ける柱は抜いてもらいました。壁や天井に出っ張りがあるのが嫌なので、ロールカーテンも埋め込んでもらって。

玄関前のドアも、通常の既製品より高さを大きくしてもらい、ガラス面も広くして抜け感を出しました。

俯瞰した空間の見え方にこだわり、視界が抜ける気持ちの良い空間に。

行き場を失った洗面所のゆくえは

プランを考えていく中で、トイレと洗面所が水回りエリアにどうしても収まらない事態に。

土間を作りたい、となるとトイレがあふれてしまって。
洗面もランドリールームとの兼ね合いで行き場を失っていました。
そんなとき、打ち合わせで営業担当だった中川さんが今の場所に洗面所をもってくることを提案してくれたんです。

柱が多く集まっていて、どう有効活用するか悩んでいた場所でもあって。
最初は脱衣所と一緒に、と思っていたけど、来客時に手を洗ってもらいやすいし、ランドリールームと切り離して使ってもらえてます。トイレへの動線上にもあって、今となってはベストな位置になって良かった!

プランナーだけでなく、物件探しをお手伝いさせていただいたスタッフも一緒になってN様のお家づくりに真剣に向き合わせていただきました。

玄関を入ってからの見え方にも気を使いました。最初は、ここに洗面を持ってくる案もあったんですが、プランナーの藤田さんが飾り棚をつけてくれて。

ハイドアを開けると、一番に目に入ってくるポイントのインテリアが効いています。

リノベーションしてみての感想をお願いします!

どんどん自分のアイデアを提案される、というより、寄り添って話を聞いてもらって、一緒に決めていく感じが自分たちには合っていました。僕らの意見が出るのを待ってくれる。
最初にやりたいことを全部伝えて、詰め込んだプランを作ってもらい、そこから何を引いていくかを話し合いました。

やりたいデザインのイメージをこまめに共有して、「こういう材料はどうですか?」と提案してもらった中から決めていきました。「こんなところまで?!」と思うくらい自分たちで決めるところがあったけど、全部自分たちのしたいようにさせてもらえたので大満足です!

耐震や断熱といった見えない部分へのコストとバランスを取りながらで、畳の小上がりや床暖房など断念せざるを得ない部分もあったそうですが、満足していただけて良かったです👏

リノベの先輩からのメッセージ

家づくりをするなら、育休中がおススメです!
仕事をしながらだと毎週の打ち合わせが難しいし、育児もとなるとパンクしてしまう。
取れるのであれば、男性も育休を取って、家のことを第一に考える。時間がかかる家づくりは、育休中にやってしまうのが、注力できていいですよ。

そう、実はN様はご夫婦揃って育休中。お子様との時間を大切に過ごされています。

最初は注文住宅がいい!と思ってたけど、リノベーションでもほぼ注文住宅と同じくらい好きな感じにやらしてもらいました!
打ち合わせも終始アットホームで、行くのが嫌だったときが1度もないくらい楽しかったです。

お子様がまだハイハイできない頃から打ち合わせが始まり、ハイハイができるようになり、立って・歩くという成長過程を家づくりとともに見させていただきました。

これからもよろしくお願いいたします♪

ここで撮影裏話

リビングに吊ってある丸い照明。
じつは、もとは2階の和室につけていたものなのだとか。

なぜ1階のリビングに移動したかというと・・・

最初はガラス製の照明を吊っていたんですが、引っ越して4日目に、ぶつかって割っちゃって。それ以来、仮でこの照明を付けてるんです 笑

長身のご主人、頭上には注意が必要ですね💦

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