2024.4.29

この物件に出会ったタイミングが、本当にばっちりでした。

戸建てリノベーション

家族構成 ご夫婦+わんちゃん
間取り 4K→2LDK+土間収納+WIC+パントリー
リノベーション面積 93㎡
築年数 45年

物件を見るのが好き。引っ越しも大好き。そんなご夫婦の目に留まった平屋とは?

もともとは都心へのアクセスも良く、ショッピングもグルメも楽しめる街に暮らしていたUさまご夫婦。

住まいに対してはフレキシブルな考え方で、

図面を見たり、物件を見学したりすることが好きで、引っ越しも大好き。いつも物件をチェックしていました。

ある不動産サイトで築45年の古家をリノベーションしたこちらの物件写真を見て、ご夫婦ともに気に入り、オープンハウス(内覧見学会)を予約。

もうすぐ9歳になる愛犬もいることから、ペットOKでありかつDIYなどカスタマイズもできる家がいいという希望もあったので、賃貸では条件にあう物件は少なく、買うなら一戸建てと決めていました。

また、2階建ての家を検討したこともあったけれど、フロアがちがうと距離感があるので、一体感がある家がいいと実感。

その頃からワンフロアで家族の気配を感じられる平屋ならではのスタイルが気になっていました。

オープンハウスに訪れた際に、「木ですね。木の印象がとても強かったです。この家、落ち着くなぁと感じました」と初めてこの家を訪れた時の印象を語るご主人。

 

車が無くても生活できる? 周辺はどんな環境?「まずは土地を知ろう。」

家自体の良さは写真を見てかなり理解できていたものの、訪れたことがない場所。

もともと車を持たず、移動手段は公共交通機関と自転車がメインだったこともあり、郊外で生活ができるのかという不安があったというUさまご夫婦。

「ならば、行ってみよう!」ということでオープンハウス(内覧見学会)の前に自分たちで立地の調査に出かけました。

実際に行ってみると、梅田からは1時間もかからず、乗り換えの駅には大型スーパーをはじめ様々なショッピング施設があり思っている以上に便利そう。

駅からは坂道を上るけれど距離は近いし、何と言っても景色がいい!

これなら不自由なく暮らせそうだと確信した上に、この素晴らしい環境で暮らしたいと実感しました。

駅からは少し上り坂になっていますが、玄関の窓から見える景色は壮観。都会暮らしでは感じることができない景色です。と話すご夫婦。

 

「木に包まれた家って落ち着くね」。意見一致でその日のうちに申し込み!

そして、オープンハウス(内覧見学会)当日。

写真で見るだけでとってもいいと感じるのだから、実際に見たらそりゃいいよねっていう感じでした(笑)

自分たちなりに住まいをカスタマイズしたいという希望もあったけれど、この家なら何も手を加えなくても理想的な暮らしができる、そして今の家で使っている自分たちがこだわって購入したインテリアもなじんでくれそう。

キッチンのグリーンのタイルも洗面台も可愛い。何より、床も天井も木で梁も見え、初めて訪れた家なのにとっても落ち着く。

「この雰囲気、いいよね」とご夫婦ともに納得。その日のうちに申し込みをし、この家を購入することが決まりました。

 

見た目の良さだけで決めた訳じゃない。断熱・耐震など見えないところもチェック!

実は見た目のデザイン性や平屋という部分だけが気に入ってこの家を購入しようと決めた訳ではなかったUさまご夫婦。

築45年ということもあり、断熱性や耐震性など見えないけれど重要な部分もしっかり確認していました。

壁・床・天井に断熱材を入れて強化されており、基礎補強もされていることを事前に確認。

もし手を付けていなかったら工事をしなければと思っていたので、ほぼスケルトンにして耐震も断熱もしっかりやってくれているという情報を購入前に確認していて、安心しました。

窓だけが以前のままということで、寒い日は窓から冷気が入ることは感じるけれど、それほど苦にならないとのこと。

ガスストーブが使えるようにリビングにガス栓が設置されていたので助かりました!

天井付近に熱がこもらないように新たに通気口を設けてあるので、夏の暑さも心配がありません。

「窓を開けると風が家の中を通り抜けていくので、とても心地いいです」と築45年の家ながら快適に暮らせているご様子です。

デッキテラスから入る光と風が心地いいと話すご主人。

 

リビングと一体感があるオープンタイプのキッチンは使い勝手もバツグン!

この家に暮らして約半年。お気に入りの場所のひとつがキッチンです。

家全体がグレーの壁と木で落ち着いたカラーでまとまっていますが、アクセントになっているのがキッチンの鶯色のタイル。

また、造りつけられた見せる収納棚には、ご主人がセレクトした作家さんのうつわが並び、食器としてだけでなくインテリアとしての役割も担っています。

最初は必要かな?と思っていた海外製食洗機も、今では無くてはならない存在です。

以前の家は壁付けタイプで、リビングに背を向けて料理や片付けをしていたのですが、対面のオープンタイプはリビングとの一体感がいいですね

家事がラクになる便利機能だけでなく、家族がつながるプランニングもお気に入りです。

地名にちなんで、鶯色のタイルを採用した造作キッチン。ご近所にも鶯色をあしらったモノを取り入れているお家も多いのだとか。

 

窓から見える風景で季節の移り変わりを感じる。それが仕事の疲れを癒してくれる。

自宅で仕事をすることが多いお二人には、集中できる仕事部屋の確保はマスト。

以前の家は生活が便利だった反面、隣の幼稚園からにぎやかな声が聞こえ、大通りに面していたので車の音などは深夜まで騒々しかったとか。

しかしこの家で聞こえてくるのは騒々しい音ではなく、鳥のさえずり。

以前はリモート会議をしていてもにぎやかな声や車の音が入ってきたのですが、今はとっても静か。仕事に集中しやすい環境ではかどります。

仕事をしていて、ふと外を見ると梅がキレイだな、桜が咲いてきたなと。季節の変化を楽しむのが気分転換にもなりますね

また、週に2日ほど仕事で大阪市内に出かけるけれど、その距離感もおっくうに感じていません。

「たまに都心に行くからこそ、都心の良さもわかるしこの環境の良さが身に染みるというか。1時間もかからないのにこんなに自然豊かで落ち着く場所っていいなと心から思います」。

気分転換でデッキテラスでストレッチをすることも。愛犬のぽぽちゃんも見守ってくれています。

 

家で仕事、家で楽しむ。家にいる時間が長いからこそ、落ち着く家でよかった。

実は、特に自然豊かな場所で暮らしたいと望んで移住したわけではないというUさんご夫婦。

たまたま見つけた家が自然を身近に感じられるのどかな環境であり、そこでの暮らしがご夫婦にはぴったりだったとか。

まだ結婚して間がなく、ふたり暮らし歴も浅いからこそ、リノベーションしてある物件が良かったと語ります。

自分たちが暮らす上で何を大事に考えているのか、具体的なことがまだ見えていないので、自分たちで間取りを考えるまで考えがまとまっていませんでした

いったん素敵に仕上げてくれた住空間で暮らすことで、自分たちにとって必要な事が見えてくるだろうという思いがあるようです。

「この家が最後とは思っていません。景観や立地などこの家よりもっと気にいった場所があれば、またイチから考えてみるのも面白いかな、と思っています」と住まいへの理想も教えてくれました。

 

最後に撮影秘話。

撮影にも協力的に参加してくれたポメラニアンのぽぽちゃん。

家族ショットのお写真では、なんとも言えないアンニュイな表情でスタッフを和ませてくれました。

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