猫と暮らす、1LDK
愛猫と暮らす施主様。手狭だった賃貸暮らしから、自分たちも猫ももっとのびのびと暮らせる住まいを求め、リノベーションを決断されました。
見つけたのは、3LDKのファミリーマンション。
ウォークインクローゼット、パントリー、土間など、より快適な暮らしのために欲しい物があったので、間取りはシンプルに1LDK を選ばれました。
家づくりのこだわりは、なんといっても回遊動線
家の中に行き止まりがなく、ぐるぐると移動できる回遊動線。
移動の際にショートカット(近道)ができたり、家が広く感じるなどのメリットがあります。
例えば、「いってきます!」と家を出て、「うわ、やっぱり外出たら寒かった…」ってなることありませんか?うちは、玄関とウォークインクローゼットが繋がっていて上着をサッと取りに戻ることができます。
回遊動線だからこそよりスムーズに移動ができるように、できるだけ扉を付けないようにしました。
ウォークインクローゼットから寝室、リビングにいたるまで扉はすべてカット。扉を付けないことは、予算的にも動線的にも良いわけですが、じつはもう一つ理由が。
我が家の猫が、駆け回れるようにしてあげたくて開口を選びました。もちろん最低限は扉を設けています。パントリーやトイレ、あとは玄関に繋がる場所とか。
通るたびにちょっと気分が上がるアーチ型の開口は、施主様のお気に入りポイントのひとつ。扉がない分、掃除も楽になったそうです。
暮らしの変化 ダイエットに成功!?
変化かぁ…もちろんすごく快適になりましたが、一番はうちの子の体型ですね(笑)以前の住まいは比較的こじんまりとしていたので、丸まって過ごすことが多かったです。
ですが、キャットウォークができたり、思う存分家中を駆け回れる環境になったことで、運動量がかなり増えました。
お腹周りがポチャッとしていた頃もそれはそれで可愛かったですが、やっぱり飼い主としては健康管理も大事なわけで…とにかくスリムになってくれてよかったです!
あと、もうひとつ驚きの変化が。
うちの子、かなり人見知りなので、友達が遊びに来ても一切近づいてこないんですよ。でも、ハンモックに座っている時だけは、友達の膝の上で一緒に日向ぼっこをしています。
↑ダイニングテーブル兼用のキッチンカウンターを造作したことで、設けることができたハンモック。ご友人からも猫ちゃんからも大人気です。
キッチンカウンターにも施主さまの熱いこだわりが。
もともと、ダイニングテーブルはなしで満場一致。とはいえ、お鍋を楽しむことがお好きなおふたり。スッキリと見せたいけど、カセットコンロも置きたい…そんな葛藤の中、最終的に行き着いた形が、まるでテーブルのように一部半円になったカウンターでした。
カウンターテーブルにお洒落なハイチェアを置いて、お酒を飲むことに憧れていたんです。まさに、理想がすべて詰まったキッチンカウンターです。
今後の暮らしの楽しみ方
キャットウォークがちょうどいいプロジェクター置き場になっているので、早くプロジェクターを手に入れて寝室で映画鑑賞がしたいです。
あと、ちょっとキャンプに興味を持ちはじめたので、ゆくゆくはキャンプ道具が収納されている土間にしたいです!
嬉しい悩みですが、このお家に引っ越してから色々と欲しい物が増える一方です。(笑)