2023.8.20

タイルが人を幸せにするんだなと教わりました

マンションリノベーション

家族構成 ご夫婦
年 齢 ご主人:50代 奥さま:60代
職 業 ご主人:会社員 
趣 味 アウトドア、バードウォッチング、読書
間取り 4LDK→1LDK
リノベーション面積 87.75㎡
築年数 15年
場所 兵庫県川西市

テラスに出ると、視界いっぱいに緑が広がる。室内でこんな景色が見れるとは。

そんな眺めを持つこの家で、暮らしを楽しむためにこだわりたかったこと、それは…

 

家探し

今回、お邪魔したのは2匹の猫ちゃんと暮らす施主様宅。

ご主人が定年を迎える前に社宅を出て、セカンドライフを送るための住まいを探していたそう。そうして出会ったのが、のどかな自然に囲まれた、このテラス付きのマンションでした。

美想空間さんを知ったきっかけは、コンセプトハウス見学会でした。たまたま近所で開催されていたので、少し覗きに。シンプルだけど、一味違うこだわったデザインに一目ぼれしました。

その後、ご自身でこのマンションを見つけた施主様。不動産会社からリフォーム業者を紹介されましたが、あのとき見たコンセプトハウスが忘れられず、美想空間を選ばれました。

ただ、ご主人の心を動かしたのは、コンセプトハウスではなかったようで…

僕は美想空間さんが出版された本読んで、心を鷲掴みにされたんですよ。
「リノベーション会社だからもちろん家をつくるけど、僕はキッチンをつくりたい」という社長さんの名言に心酔しました(笑)

 

こだわりイロイロ

「キッチンが主役のLDKにしたい」

「猫が楽しく暮らせるようにしたい」

「老後も暮らしやすい家が良い」

「壁のない開放的なデザインがいい」

人も猫も、長く楽しく暮らすために、やりたい家づくりのイメージが色々とあったそう。

キャットウォークを設けたり、玄関やトイレをバリアフリー仕様にしたり、4LDKだった間取りを贅沢に1LDKに変更したり…しっかりと希望を叶えた施主様。

そして、住みはじめてから半年。

色々とこだわった中で、一番のお気に入りはキッチンでした。

 

キッチンにこだわって良かったこと

選んだのは、おふたりがとことん惚れこんだ「グラフテクト」の二列型キッチン。

お手頃なのに、高級感があってかっこいいデザインに惹かれました。

汚れや傷を気にせず使えるところも気に入っています。

「グラフテクト」が提案する11種類のレイアウトの中で、将来を見据えて選んだのは、「デュエアイランド」というタイプ。

何と言っても、作業スペースの広さと、収納量。
調理器具もお皿もカトラリーも、ぜ~んぶここに収まっています。たったの2、3歩で収納を完結できるのが、すごく嬉しい。足腰が不自由になっても安心です。

パントリーは、扉やロールスクリーンを一切付けず、すべてオープン収納に。これも、将来のことを見据えています。

きっかけは、奥様のお母様でした。

母が棚にしまった食材の存在を忘れて、随分と期限を切らした物が出てくることがあるんです…封を開けるのが怖くって(笑)
後から捨てる手間暇を無くすためにも、いつも中身は見えるように!仕分けボックスもできるだけ、半透明のものを使っています。

以前の住まいは、壁付けのありふれたシステムキッチンで、暗い北側にあったそう。けれど、いまはキッチンの使い心地が180度変わったとか。だからこそ、一番のお気に入りに。

夫と会話をしながら料理や片付けができるようになって、孤独感がなくなったのが何より嬉しいです。片づけを後回しにすることも無くなりました。

キッチンから料理を運びやすいので、テラスで朝ごはんや晩酌を楽しむのが日課になりつつありますね。

あとね、これは絶対にお伝えしたかったんです。

そう語った奥様が指した先にはタイルが。

もともと、これといって使いたいタイルが無かった施主様。プランナーのセンスを信じて任せた結果、予想を裏切られることに…。

定番のサブウェイタイルかな?と予想していたんです。なのに…
こんなに素敵なタイルを提案されるなんて思っていませんでした。私たちが惚れこんで選んだキッチンにぴったりなタイルです。

タイルこそ、暮らしに幸せをもたらす大事なアイテムだと教えてもらいましたよ。

また、中国茶を嗜まれる奥さま。吊り棚を設けたことで、お気に入りの茶器もディスプレイできるようになりました。

以前は頻繁に使うものでもなかったので、棚の奥にしまい込んでいたんです。こうして飾ることができて感無量です!

 

リノベの先輩からメッセージ

楽しい話ではないですが、とても印象に残っていることがあります。
家づくりをはじめる前に、営業の方からこんなことを伝えられました。
『これから7000個のことを決めないといけません。7000個のうち、3500個は僕たちが決めます。でも、残りの3500個はおふたりが決めないといけないんです。』
実際はそんなに決めてないですけどね。でも途中で泣きそうになったこともありました(笑)

でも、家づくりを手伝ってくださる方たちが、常に本気で考えて、真摯に向き合ってくれたからこそ頑張れたよね。
お打合せの終盤になるにつれ、決めることがどんどん増えていきます。きっと投げやりな選択をしたくなることもあると思います。でも、諦めずに最後まで頑張ってください!建売じゃなく、リノベーションを選んだ自分のために。

いかがだったでしょうか?素敵なエピソードがたくさんあり、長くなってしまいました。

最後に撮影裏話。

お気に入りのキッチンの側に掛けられている額縁。実はこれ、プランナーがおふたりにお渡ししたデザイン提案書。

家づくりの思い出を、大切に残してくださっている施主様のお心遣いに感動です^^

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