以前の暮らしから学んだこと

奥さま：ここに住む前は、2回賃貸マンションを住み替えました。最初が築浅の賃貸マンションで、その次が新築の賃貸マンションでした。最初の築浅のマンションはそこそこ気に入っていたのですが、築年数が浅ければ浅いほど住みやすいのでは？と思い、新築の賃貸マンションに住みはじめました。でも、蓋を開けてみると新築の賃貸マンションの方が住みにくかったんです。なので、その時に住みやすさは築年数ではなく、間取りが大事だったんだと気づきました。

２つの賃貸マンションの間取りの違いは？

奥さま：形ですね。新築のマンションはよくある長方形の形で、長い廊下がある間取りでした。廊下がある分、他のスペースが小さくなってしまって…特に洗面所はほんとうに狭かったです。1人入ったらミチミチでした。なので、面積は前より広くなりましたが、築浅のマンションの方が広く感じました。
逆に、築浅のマンションの方は正方形の形で、廊下が無かったんです。廊下がない分、効率よく部屋を広く使う間取りだったんだと思います。
このお家も、ほぼ正方形の形だったからこそ決めました。お金をかければ、廊下があっても広いマンションに住めると思うんですけど、リノベーションにかかる予算も考えないといけないので。

打合せはどうでしたか？（ここからプランナー野本も加わってアフタートーク）

野本：わたしの中で印象深いのはタイルの打合せですね。

奥さま：そうそう、タイル！　4回戦くらいしたよね？

ご主人：野本ちゃん、もともとよく知ってると思うけど、より詳しくなったんちゃう？（笑）

野本：本当にたくさん勉強させていただきました（笑）

奥さま：いや、ごめんね…キッチンのタイルは絶対こだわりたくて（笑）
形も大事だったんですけど、とにかく自分の中でこれ！っていう理想のカラーがあったんです。ヴィンテージ感のあるブルーなんですけど、これがなかなか無くて…色々サンプルを取り寄せてもらって、迷走し続けてやっとたどり着くことができました。
でも、その後が面白かったね！やっとタイル決まったのに後日、野本ちゃんが「このタイルどうですか？」ってまた連絡がきたんですよ（笑）

ご主人：あれだけ野本ちゃんも大変やったのに、まだ提案してくるかって驚愕したな。

野本：タイルが決まった時のおふたりの様子がどうも腑に落ちなくて…

ご主人：いや、どこまで頑張るねんってなったわ。（笑）ありがとうね。

お気に入りアイテムは？

奥さま：ここに住みはじめてから揃えたものなんですけど、黒のソファイスかな。これに座りながら、ひじ掛けに手をついてお酒を飲む時間が結構好きなんです。
あ、でも一番気に入ってるのは照明ファンですね。扇風機と違って見た目もいいしね。

リノベ販売物件を検討されている方へメッセージはありますか？

奥さま：やっぱりお金も問題もあるので、100％叶えるのって難しいのです。だから、悩む部分も多いと思います。でも、住みやすい家になるのは間違いないので、やったほう良いと心から思います。
築浅の良さを取り入れつつ良い家ができたかな。