2025.10.11

早起きして、河川敷を走るようになりました。

戸建てリノベーション

カテゴリー 中古買ってリノベーション
家族構成 3人家族
間取り 4DK→2LLDK
リノベーション面積 89.42㎡
築年数 31年
場所 茨木市

賃貸暮らしから近くに住んでいたというM様ファミリー。

奥様の実家は遠方なこともあり、ご主人の実家近くでもあるこの場所でマイホーム計画を練ることに。

数ある選択肢の中で、なぜリノベーションという選択に戻ってきたのかを聞かせて頂きました。

子どもも産まれ、賃貸アパートクラシが手狭に・・

ご主人の地元でもある茨木市は、近年では福祉も充実し、子育てがしやすい街として人気のエリア。

当時住んでいた賃貸マンションは新築だったということもあり、毎月の家賃と駐車場代を入れるとなかなかの出費に。

そんなことを考えながら、様々な方法でマイホーム計画に着手していったM様ご夫婦。

当初は新築中心にしながらリノベーション会社含め、戸建て、マンションと沢山見ていました。
条件は、この茨木市エリア。
資料請求もして、話も聞きにいったりして。ぜんぶで5社ほど見に行ったと思います。

美想空間さんとの出会いは、近くで開催していた完成見学会。
真新しさよりも味のある雰囲気も好みだったので、見学会に参加してみていいな~と思いつつも、その時も同時進行で色々見ている時期だったので、引き続き会社選びを行っていました。

予算や希望エリアを鑑みると、新築だったら建売くらいがちょうどいいのかなと思って見に行ったんですが、正直全くときめかなかったんです。
今もどんな家だったか思い出せないくらい。個性も無いし、面白くなかったんですよね。

注文住宅も考えましたが、そうなるともちろんコストも上がる。
わたし自身、素材やパーツ等色々とこだわりたかったこともあり、自分たちの希望を叶えるならやっぱりリノベしかない!と思い舵を切りなおすことにしたんです。

たくさん迷って考えて、ふたりが出した答えは「中古物件をリノベーションするということ」。

美想空間との出会いから1年越しに、相談会にお越しくださいました。

相談会で意気投合!

当日の相談会を担当したのは、代表鯛島とコーディネーターの橋口。

鯛島さんと意気投合して、すごく盛り上がりました。
それまではどこか奥さん任せにしていたところもあったんですが、鯛島さんの言葉にも説得力があって、この人なら信頼できる!って思ったんですよね。

主人もすごく前のめりで。
そこからのスピード感はすごかったですね。
じゃあ来週物件提案させてください!と言われて、話がどんどん進んでいったんです。

物件の条件は通勤にも便利な駅近。

そうなると必然的に、土地の狭い3階建てになるだろうな・・と思いながらいざ物件を見ると「やっぱり狭いかも・・」と思ってしまったという。

わたしが地方出身なこともあり、ある程度広い家を思い描いていたんです。
駅近だったら叶わないだろうなと覚悟はしてたんですが、やっぱり狭かった・・

そんな時にコーディネーター橋口が提案した物件に心を奪われたお二人。

ここは二人の希望条件から離れてしまうかもしれませんが、是非一度見に行きませんか?と言われ、「まあ一応見ておくか・・」とという気持ちくらいで見に行ったらまあよかった!

二階建てで、他と比べても広くて、何より眺望がよかった!!
窓を開けると河川敷が広がっていて、景色に心が奪われました。

河川敷ということで、ハザードマップに掛かっていたり、虫が出たりとデメリットポイントも正直にコーディネーターから伝えられていました。

きっとどこでも災害は起きてしまう。災害を恐れるよりも備えをしっかりしておくことが大事なのでは、と二人で話し合いました。
メリットとデメリットは表裏一体。
そこで自分たちがどんな暮らしをしたいのか?ということを前向きに考えました。

今じゃ、早起きして川沿いをジョギングしています。
すぐに遊べる場所があるので、子どもと外遊びをすることも増え、デジタルに囲まれていた生活が、本当に豊かになりました。

地元で開催される花火大会も自宅から見ることができるそう。「人混みに紛れず快適に花火大会を楽しむことができました~」と話すご夫婦。これも川沿いの特権。

プラン計画に悩む毎日・・

家が決まれば次はリノベーションのプラン計画です!

プラン担当は奥様。とにかくやりたい事がいっぱい!

2階からの見晴らしがよかったことで、当初は2階にLDKのプランも検討されたが、水回りの移設にかかるリスクや費用を鑑み、家事動線を考え、既存の通り1階にすることに。

折角の景色だったので堪能したかったんですが、1階の縁側も個室にするともったいない・・と思い、1階はLDKにすることに。
その代わり2階の眺望のいい部屋は、セカンドリビングにすることで、みんなが自由に使える空間にしました!

↑縁側でくつろぐご主人。

↑2階のセカンドリビング。窓枠に合わせた大画面スクリーンで、畳に寝転がって映画を観るのが「最高!」

またデザイン面でも沢山悩んで考え抜いたという奥様。

ポイントになったのは、異なる素材をどうやってまとめていくか。

インスタやピンタレストで色んな情報を見るとアレコレ使いたくなりますが、ちぐはぐになるのは困ります。

そこで、色味は全体的に明るくするようにしました。
パーツ類も真鍮やステンレスを選び、黒やアイアンは選ばないようにしました。

ブレス(筋交い)はステンレス素材のものをチョイス。部屋の真ん中で存在感は感じるはずなのに、全体のトーンに馴染んでいます。

そして注目すべきは既存の活用。

折角のリノベーション。どこかに既存を活用したポイントを入れるとそれだけでまとまりが出ます。

上記写真の右側の収納スペースの扉は、以前食器棚の扉だったもの。

↑工事前写真。左奥に見えるのが、食器棚。

こうして使えるものは使うことがデザインとコスト、両方のバランスをうまくコントロールするコツです。

人気のアールの壁も採用!

洗面や元和室の押入をアールの垂れ壁にすることでナチュラルな雰囲気に。和室の名残も感じつつこれぞリノベーションな空間に。

主婦ならではのアドバイスに納得・・!

美想空間のプランナーは全員女性です。話しやすさと女性ならではの目線で、家づくりを行うのが特徴です。

そして今回のプラン担当は、高月。子ども二人を育てる主婦目線のアドバイスに目から鱗だったとか。

今だけじゃなく、将来を見据えてアドバイスしてくれたのが刺さりました。
うちは息子なので、“男の子だったら、高校生の時に部活するとこんな収納が必要だよ”とかリアル体験談を教えてもらってすごく参考になりました。

主婦ならではのキリトリ目線。

キッチンの向かいにカウンターを造作したのも高月の提案だったとか。

ご飯作ってるときに、こうちゃん(息子さん)ここにいたら安心できるし、ダイニングテーブルと別で、ちょっとした作業がここでできるのは便利だよって言ってもらって、ここにカウンターをつくることにしました。

計画通り、今ではお子様の遊びスペースに。お母さんが目の前にいると安心できますよね。

打ち合わせ中も、奥さんがすごく悩んで決め兼ねている時に、高月さんがうちの息子を抱っこして子守りしてくれたりして、とても助けられましたね。
第二のお母さんのような存在で、一緒に悩んで一緒に考えてくれるところに感動しました。

これからリノベーションを検討している方にアドバイスをお願いします!

マイホーム=新築という固定概念があったし、それがステイタスだと思っていました。
でもいざ中古物件をリノベーションして、こだわりの家が完成したことで、“こっちの方が絶対いいやん!”って思いましたね。
奥さんには、いい家にしてくれて感謝です。

とにかく自分がやりたい事を伝えて、出来ること・できないことを聞くのが大事ですね。
みんな優しく教えてくれるので、気になったらまずは聞く!
決めていく時は本当に大変でしたが、やり切った気持ちでいっぱいです!

最後に撮影裏話。

実は、工事進捗動画を撮影させていただいたり、見学会も開催させていただいたりといつも協力的なM様ファミリー。

“誰かの参考になるのであれば、なんでもどうぞ!”とリノベのバトンを繋いでくださいました。

是非こちらの動画もチェックしてみてくださいね!

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